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音楽教室癒音工房 発表会 講評 代表奥森響子

第12回音楽を楽しむ会を終えて

音楽教室 癒音工房 代表 奥森響子

出演された皆さん、出演者を支えてくださったご家族の皆様、ご指導いただいた講師の先生方、音響さん、照明さん、癒音工房スタッフ、関わってくださった皆様に、無事終演できましたこと、心から感謝申し上げます。

第12回を迎えた今年は、会場が黒崎ひびしんホール「中ホール」に変わり、ピアノも世界の4大ピアノ、スタインウェイを使用することができました。会場の変更に伴い、今月上旬にホールリハーサルを実施し、出演者には私と「10月末までに挑戦する曲最後まで弾けなければ本番には出演しない」という約束をしました。見事、皆さんクリアできました。

これは、本番当日より約3週間も早く演奏を仕上げていなければできないことで、昨年までにはなかったことです。この仕上がりの早さは、演奏のクオリティの高さに表れているはずです。保護者の皆さんのご協力の賜物と、あらためて感謝申し上げます。

癒音工房では、毎年レッスンの「課題」を決めています。
今年は「自覚する」としました。
例えばこういうことです。

  • 本当にこの曲に挑戦するのか?自分の心に確認する。
  • いつまでに弾けなければならないのか?楽譜の中を1週間、1か月と期限を割り振っていく。
  • その曲を弾けるためにはどんなテクニックが必要なのか?早い動きに指は回っているのか、手首の力は抜けているのか、右手と左手違う音を一緒に把握できているのか、など。自分の状態を分析する。
  • 今、自分はどこまでできているのか?
  • 本番までにどのような音楽にしたいのか?

1曲の中で、どれが自分の課題なのか、課題自体を考え、見つけ、分析し、実行する。これらは1回では終わらず、毎回レッスンで導き出され繰り返されます。今年は特に生徒さんのレッスンノートをご覧いただくと、びっしり事細かに書かれていることに気が付かれた親御さんも多いのではないかと思います。

私たちの生徒さんには、ピアノやフルートに触って、ただ音を出すこと、ではなく、音楽を通して、「判断力、決断力、行動力」を身に着け、子供たちの将来に役立ってほしいと心から願っています。

今日の音楽を楽しむ会が成功できたのは、生徒さんご自身はもちろん、ご家庭でのご家族のご協力が必要不可欠でした。こんにちまで、時には喧嘩したり泣いたり、練習したくないって言ったり、様々な壁に直面して、乗り越えようとした出演者を、応援し支えて、一緒に乗り越えてくださり本当にありがとうございました。重ねて感謝申し上げます。いくら感謝しても、しすぎることはないくらい、感謝しています。

本日出演された皆さん、出演はしていないけれどがんばってレッスンに通ってくださっている皆さん、

応援のためにこの音楽会をわざわざ聴きに来てくださった皆さん、

どうぞこれからも音楽教室癒音工房で、たくさんの人が笑顔になる瞬間を一緒に楽しみにしてください。

長時間、最後までお聞きいただき、誠にありがとうございました。

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