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1歩でも前進するために気持ちの切り替えをする

昨日の4月11日・・・実は
2009年4月11日に音楽教室 癒音工房
八幡教室OPEN記念日でした。

今の教室になって11年です。

11が並んでる♡「いいね(11音・・・)」!!(笑)
※起業自体は、2005年9月で今秋で15周年

昨夜自宅に戻ると、我が家の食卓には・・・

公開のろけ!!!主人が教室近くの
祇園町商店街の浜崎鮮魚店に豪華なお刺身盛り合わせ&ヒラメ刺身を
頼んでくれており
「OPEN記念日おめでとう」って・・・・・。

私は、ぐしゃぐしゃの顔で号泣です(笑)。

これまでにも本当に色んなことがあって・・・
そして、今回のコロナウィルス騒動。

それでも、今、OPEN記念日を喜んでくれる家族がいて
大好きな生徒さんや保護者と、大切な仲間講師がいる・・・
本当に本当に有難いことです。

さぁ、気を取り直して、
いよいよ本題
「はじめはオンラインレッスン反対派でした(過去)」に移ります。

数年前から色んなサイトさんからもお誘いいただいて、とことん断っていた
オンラインレッスン。

断る理由として
『個人に寄り添うレッスンをするために、
教室に入ってきた生徒さんの素の雰囲気、様子をしっかり見たい』

「こんにちは~」って教室に入ってきたときのテンションや声の高さ等で
ん?今日は少し元気ないな?とか、今日はなにか良いことがあったかな?等
その日のコンディションがだいたい分かります。
そこにヒントを得て、その日のレッスンの私の声の高さや雰囲気を作ります。
(知らなかったでしょ~(笑))

『生の音だからこそ感じるものがある』

生徒さんのピアノの音、フルートの音からも、だいたい色んなことが分かります。
上記にも共通する「その時の心の変化、状況の変化」などに加え、
生徒さんの好き嫌いや音からイメージする種類(映像や文章、色、人物、風など)、
その日の体調もだいたい分かります。(先生って、すごいでしょ?自画自賛(笑))

でも、演奏した音をオンラインなど機械を通すと、
聞こえてくる音は電子音になるので、
人間の可聴範囲の内側の周波数の音しか聞こえないので(若干分かりにくい?)
人が感じ取れる音色、音質の情報が、生の音に比べて、かなり少なくなり、
色んな判断が難しくなるのです。

『生徒さんと講師と同じ波動になるのが困難』

レッスンを受けている生徒さんは当たり前のように感じている
横の先生が一緒に歌ってくれたり、生徒さんの音に合わせて一緒にリズムを手で打ってくれたり、
生徒さんの音楽に合わせて一緒に呼吸をしてくれたり、
が、オンラインではできないのです。
オンラインでは、約2秒ほどの時間差ができます。
画面から聞こえてくる音に合わせて歌っているつもりでも、
生徒さん側には2秒遅れて聞こえているので、
タイミングが全く合っておらず、とても演奏しにくいのです。

ですので、生徒さんが演奏する時は、先生側もしゃべったり歌ったりリズムを打ってはならない、
糸電話のように、相手側が発信している時は、その一方の人は受け取るのみにする必要があります。

先生も音楽家ですので、ついつい、いつものように一緒に口ずさんでしまうことがまだあります、しかしそれは、生徒さんが困惑してしまうのです。

生徒さんと先生が「息を合わせる」とは、音楽だけではなく、心も波動も一緒になり、
より生徒さんの良さが引き出されると思っています。

以上のことから、オンラインレッスンは、音楽技術の向上だけではなく
心を通わせたレッスンには向いていないと思っていました。

しかし!!!!!!!!

皆さんもご存じ・・・・というか、お気づきのように、
おそらく、今のコロナウィルスの影響は、早々には解決しません。
まだまだしばらく出口の見えない迷路の中です。

先月から知り合いの音楽家の投稿やその他の色々な情報を
インターネットでたくさん検索して、悩んで悩んで、
「今、私にできることはなにか」を考えた末、

音楽教室癒音工房でも、オンラインレッスンを選択肢の一つに加えることにしました。

上記、オンラインレッスンを断っている理由が変わったわけではなく、
それを前提にした上で、

【レッスン方法、レッスン内容をどう変えると、オンラインのマイナスを補えるのか】

【今まで見えていなかったオンラインレッスンの良さを引き出すためには
どんな工夫がいるのか】

を現在も試行錯誤しながら実施しています。

音楽教室としても、初めての試みですし、先生たちも不慣れです、
しかし、毎回毎回、細かいことをチェックしながら、考えながら
なんとか生徒さんや保護者の方に、少しでも喜んでいただけるよう
必死です。

今回、オンラインレッスンに踏み切る前に、
まずは、オンラインレッスンをするにあたり、環境が整っているのか?
のアンケートを実施しました。(緊急事態宣言発表の2日前)

幼いお子さんは、レッスン時間に保護者がそばにいないとできないので、
保護者のお仕事がテレワーク不可の方は、必然と不可。

当初は「PCかタブレット、スマートフォンなどと、できればイヤホンがありますか?」と
していましたので、
「ガラケー携帯でPCもタブレットも所持していない方は不可」
「イヤホンがないのでできません」
という方が3割いらっしゃいました。

そして、とても貴重なご意見をくださった保護者がいらっしゃり、
2回目のアンケートは、(緊急事態宣言発表後)
「緊急事態宣言が撤回され落ち着くまで休会する」という選択肢を
増やしました。

この決断も、かなり色んなことを想定して苦渋の決断でした。

外出を我慢して、お家の中でひたすら宿題をがんばっている子どもたちの
楽しみを更に奪ってしまう。。。。

そして、現在、多くの音楽家は、イベントや演奏仕事、大手の音楽教室の閉鎖などで
無収入になっており、我が教室の講師も、合唱のピアノ演奏や演奏活動、
イベント中止により、全てがキャンセル、もちろんキャンセル料もなく
これまで本番に向けて演奏レベルや精神状態を上げてきたものが無くなる喪失感、無力感を感じています。

他にも様々なことがありますが

しかし、なにより今は安全の確保が優先!!

ですので、
「休会」の選択肢を入れたのです。

その結果、
各ご家庭でかなり話し合ってくださり、
「レッスンに行きたい!!!」と言うお子さんに
たくさん説明をしてくださったり、、、
大人の生徒さんも心の格闘をたくさんたくさんして・・・
休会を選択した生徒さんが3割、

環境含めオンラインレッスン可能な生徒さんが4割です。

オンラインレッスンを可としていたけれど、
自宅での演奏不可の方で、練習場の閉鎖に伴い、、、、
やはり休会を選択せざる終えない方もいらっしゃいます。

来週、オンラインレッスン及び休会を選択していない生徒さんに・・・
再度、「オンラインレッスンか休会の選択」を
お一人、お一人に相談の連絡します。

このブログを書いている・・・今も・・・

悔し涙がボロボロ溢れ出ています。

本音は・・・・

そりゃ~~~みんなに会いたい!!!!

みんなの一人一人の顔が浮かんできて

みんな一人一人の性格を考えると

普通に思い出多き教室で

普通にレッスンしたい!!!!!!!

その方が、生徒さんが楽しいはず!!!

5月には新教室に移転して、もうこの教室ではレッスンできなくなるのに!

そんなこと・・・そんなこと・・・・分かっているんです。。。

あ~~~~~!!!!涙が止まらず、キーボード打つ手も震えてる!!!!

普通にレッスンができなくて・・・・

本当に、本当に申し訳ございません!!!!

あ~~~~~!!!悔しい!!!!悔しい!!悔しい!!!

かなり長くなりましたが、
これが今の現状です。

音楽教室癒音工房の生徒さん、保護者の皆様、
講師の皆様のご協力に
心から心から感謝申し上げます。

音楽教室癒音工房は、
コロナウィルスが落ち着いたら
必ずみんなで笑い合い、心から楽しみを感じる
音楽教室に戻ります。

音楽教室癒音工房は

不滅です!!!

どうか、それまで・・・・
どうか・・・・
一緒に待っていてください。。。。

長い長い文章を最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

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