鹿児島へ2泊3日の旅行に行ってきました♪
西郷どんの生誕地と維新ふるさと館を訪れた時、私(奥森)の目が釘付けになったもの、
それが、「理論より実践を重んじる教育:薩摩藩士のいろは歌」です。
『5年余の歳月をかけ完成させたという薩摩藩の「郷中(ごちゅう)教育」の基本の精神となったといわれる47首の歌』
(「日新公いろは歌について」より抜粋)
47首全て素晴らしいのですが、その中でも、これはピアノやフルートだけでなく、
現代の教育にもとても大切なことだ!と私個人が感じたものをコピペさせていただきます。
詳しくは、上記のサイトをご覧ください。
目次
い いにしへの道を聞きても唱へても わが行に せずばかひなし
⇒昔の賢者の立派な教えや学問も口に唱えるだけでは、役に立たない。
実践、実行することがもっとも大事である。
は はかなくも明日の命を頼むかな 今日も今日と 学びをばせで
⇒明日のことは誰もわからない。勉学修行を明日に引き延ばし、
もし明日自分が死んだらどうするのか。今この時を大切にすべきだ。
に 似たるこそ友としよけれ交らば 我にます人 おとなしきひと
⇒人は自分と似たような人と仲良くなるが、それだけでは進歩は望めない。
自分より優れた見識を持つ者を友とすることで自己研鑽をすることが必要だ。
へ 下手ぞとて我とゆるすな稽古だに つもらばちりも やまとことのは
⇒自分は下手だと卑下して努力を怠ってはならない。稽古を積めば少しづつ
進歩して、遂には上手になれる。ちりも積もれば山となる。継続は力なり。
ち 知恵能は身につきぬれど荷にならず 人は重んじ はづるものなり
⇒知恵や芸能は身につけても重荷にになるようなものでもない。多くを習って身につけるべきだ。世の人はその人を見て尊敬し、己の及ばない事を恥じるだろう。
り 理も法も立たぬ世ぞとてひきやすき 心の駒の 行くにまかすな
⇒道理が通らない乱世であっても、自分一人は正道を行き、心を奮い起こして
正義と人道を守り通せよ。自暴自棄になって勝手放題するものではない。
み 道にただ身をば捨てんと思ひとれ 必ず天の 助けあるべし
⇒正しい道であれば一身を捨てて突き進め、そうすればかならず天の
助けがあるはずである。
あえて、私の言葉はいらないですね♪
これをどう感じるのか、全く感じないかは、個人の自由♪
私は、これらの歌に、心ふるい立たせられ、勇気をいただき、
先人方の素晴らしい教えに感謝します。
今日は十五夜お月様。
地球上の子ども達が、活き活きと、ニコニコ笑顔で
幸せにすごせますように。