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練習のときに「分からない」が出てきたら♪

2020年8月11日火曜日

8月9日(日)~10日(月)は、携帯もPCも見ずに
久しぶりに「お休み」に集中させていただきました。
ありがとうございました。
(どんな休日の過ごし方をしたのかは、最後の方に)

さて、表題にしています
「考える」ってなにを考えるの?について、

レッスンでは、
生徒さん自ら、自分の課題をクリアしていけるように
「自分で考える」ということを
習慣化できるように心がけています。

特に今年は、今までしていなかったオンラインレッスンを経験して
先生側も「待つ」ということを改めて学びました。

いつも一緒に音名やリズムを歌ったり、
一緒にリズムをたたいたりしていたものが
オンラインレッスンでは、音声が途切れる原因になるため、
生徒さんが弾いている間は静かに音を発しないことが
必要になりましたので、必然的に
弾き終わるまで「待つ」状態になります。

これは、現在、リアルレッスンになってからも
時には大切だな~っと思っています。

より分かりやすくするために
一緒に歌ったりリズムを刻むことはあります。

しかし、「生徒さんが考える」ことを重視するときは
あえて、なにも言わず、時間をかけてでも
生徒さんに考えてもらいます。

どうしても突破できそうになければ
「音は、なにかな?」「右手の指は?」「左手はいつ入ってくる?」などの
ヒントを言って、答えは生徒さんが発見できるようにしています。

それでも、日々猛暑続きで、これまで我慢してきた外遊びが
できるようになった反動で思いっきり遊んでいる子供たちは・・・・

それは疲れて考えるのが苦しいですよね(笑)

そんなとき、響子先生は絵を書いたり、
図形にしたり、「視覚的に」発見できるようにしています。

例↓

そして、
◇リズムだけに専念する
(楽譜からリズム譜だけをノートに書いてそれを見ながら手でリズムをたたく)
◇指だけに専念する
(ピアノの蓋を閉めて、黒い蓋の上で指番号と指を一致させながら動かす)
◇音だけに専念する
(音名だけで歌ってもらう)
など、細かく細分化してできることを増やしています。

その状態で「なにを考えるのか」も明確化する。

今、「リズムが分からない」というのは、
右手と左手が、いつ、どのタイミングで出てくるのかが分からない状態、
つまり
右手と左手の「行動」を考える、ということを伝えます。

楽器を演奏するというのは、
感覚だけでしているようで、
実は、音、指番号、どの指、どこの場所、どんなリズム、左右のタイミング、
音の大きさ小ささ、音色、メロディーなのか伴奏か、または2重奏なのか、
だんだん大きく、だんだん小さく、右手の中にもメロディーとハーモニーが分かれる、
など、
まだまだ書き出しきれないことを同時進行でしています。

「感覚」で演奏できるようになるには
それはそれは、何十回、何百回と練習して
やっと1割感覚でできるくらいです(笑)

ピアノを習うと頭が良くなる・・・んじゃなくて、
頭をたくさん使うことを長く習慣としていた結果、うんぬん、
だと思いますので、
ピアノを習っていても、、頭を使わずに練習もしなければ

な~~~~~~~・・・・・んにも変わりまっっっっせ~~~~ん(笑)

(私の幼少期に言ってあげたい(笑))

さて、
2日間の休日、
朝は汗をかきながらお庭や花壇の土や葉をさわって、
駐車場のお掃除をして、水を撒いて、
自然に触れ、

ゆったりとした曲がたくさん載っている↓

加古隆さんの曲集を1時間くらい?弾き続けました。

あとは、ゆったりした気分で本を読んだり、

インターネット上のNewsPicksの
色んな業界の方々の対談を見て、

それを自分の仕事などに置き換えて考えて、

最近はまって録画している「駅ピアノ」「空港ピアノ」の
「家ピアノ」バージョンを見て
改めて、感情や感覚を見つめ直して・・・・

みたいな、心と体の整理整頓をしました。

その間、携帯の電源を切らせてもらったので、
今朝、電源を入れてたくさんのメールやLINEの
対応に追われましたが(笑)

とても穏やかで良い時間をすごせました。

さぁ、もう8月中旬、
コロナで今までにない状況を経験し、
必死で走ってきましたので、
今一度、色んなことを見つめ直して
再びエンジン全開かけられるように、

もう1回、8月14日~16日までお休みをいただきます。

皆さんは、どんな夏をおすごしの予定ですか?

どうか皆様が、健康で元気に笑顔ですごせますように。

 

 

 

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